加給年金と振替加算の関係

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現在、厚生年金は国民年金に共通する定額部分と報酬や個別条件に応じて内容が決められる報酬比例部分の2階建ての年金で構成されています。この厚生年金は被用者年金の加入期間と国民年金加入期間が合計して25年以上あれば支給されます。
60歳から65歳に年金支給開始年齢が段階的に引き下げられていく過程で、65歳以前に支給される年金が特別支給の厚生年金であるのに対して、65歳から支給されるのが所謂、老齢厚生年金です。
20年以上の長きにわたって厚生年金保険の被保険者期間がある人や、中高齢の資格期間短縮特例を受ける人に一定の要件の対象者がいれば、厚生年金の定額部分の支給開始時に扶養手当ともいえる加給年金(オマケの年金)が発生します。
その対象となる要件は次の通りです。
★生計を維持していること
★年齢その他の要件に該当すること
・65歳未満の配偶者・18歳到達年度の末日までの子 ・20歳未満で障害1~2級に該当する子
★ただし、厚生年金加入期間20年以上(女性35歳以降・男性40歳以降で15年以上)の厚生年金の受給者は支給停止されます。

また要件を外れる時には停止されます。

しかし、厚生年金加入期間が20年に満たない配偶者の65歳からの年金は、基礎年金が主となります。
共通であるはずの厚生年金の定額部分と国民年金とされる基礎年金で、年金額には差が生じます。その歪みを調整するため、あるいは20年以上厚生年金に加入した生計維持者への協力手当として、振替加算があります。年金受給者に支払われていたオマケの年金は金額を調整されて、配偶者が65歳に達した時点で配偶者自身の年金に振替えて支給されるので振替加算と言います。